インプラントのための咬合採得

インプラントのための咬合採得

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仙台市若林区堀歯科医院の堀克昌です。
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顎咬合学会主催『咬合学フォーラム in 仙台』に出席してきました。

私たち歯科医師が、患者さまにクラウンや入れ歯を作製する際には、デンタルテクニシャンに提供するものとして、型取りにより得られた歯型と上下顎の咬み合わせの記録が、最低限必要となるわけですが、その上下顎の咬み合わせの記録というのが、専門用語で言うところの”咬合採得”です。

咬合採得が適切でないと、セットする例えば、入れ歯やインプラント上部構造の咬み合わせが、なじまないものとなる原因の一つとなります。

この”咬合採得”、歯科医師なら誰もが毎日行っているものですが、やってみると大変奥深く、いかにしたら難しい症例でもきちんとできるのか、日々試行錯誤という歯科医師も多いと思われます。

その証拠に、宮城県歯科医師会館5階の大講義室は、日曜日の早朝にも関わらず、用意された席が全く不足している状態で、立ち見(立ち聞き?)の方がいるくらいの大盛況ぶりでした。

分野をまずは基礎で1名、臨床を有歯顎・無歯顎・インプラントの3分野に分け、計4名のスピーカーによって咬合フォーラムは進行しました。

私が特に関心を持って今回の咬合フォーラムに参加したのは、やはりインプラントとインプラント、インプラントと入れ歯、インプラントと天然歯などといった、インプラントが関係する咬合採得です。

咬合採得は様々な感覚受容器が関与し、その位置関係が決定されるわけですが、インプラントを多数埋入する必要がある症例では、インプラント埋入する部位にはもちろん歯根膜がない状態ですし、また顎関節がルーズになっていたり、あるいは骨の豊富な部位へインプラントを埋入している場合には、舌や頬粘膜が刺激を受けることで、筋肉の異常緊張が認められることもあるでしょう。

歯科臨床に真剣に取り組んできた歯科医師たちでも、いまだコンセンサスが得られていない”咬合採得”ですが、今後大学での研究者と一般開業医が協力して、何か新しいデータを出していかなくてはならない分野であると思いました。

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